
世の中に必要とされる企業であり続けるために、
各事業の強みを活かし社会に貢献いたします。
代表取締役会長兼CEO金田 達三
G-7グループは、各事業の強みを発揮することで利益重視の経営を推進するとともに、広く社会の課題に目を向け、新しい事業領域にも挑戦し、より良い社会の実現に向けた行動を続けてまいります。
当期の業績とその主な要因をお聞かせください。
第50期(2024年4月1日~2025年3月31日)の連結業績は、売上高214,129百万円(前期比11.0%増)、営業利益7,122百万円(同2.9%増)、経常利益7,466百万円(同2.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4,939百万円(同4.6%減)と増収減益となりました。
G-7グループは、人間尊重を経営基盤とし、顧客第一主義、現地現場主義によって顧客・株主・従業員・地域社会等のステークホルダーの満足度向上に向けた経営を実践してまいりました。また、新たな経営テーマとして「業務フローの革新」と「DX推進による生産性向上」を掲げ、働きたい会社・選ばれる会社を目指し、収益力の拡大に取り組みました。
売上高につきましては、新規出店や店舗改装による増収効果に加えて、株式会社ボン・サンテを連結子会社化したことにより、堅調に推移しました。利益面につきましては、前期からの原材料価格の上昇に加えて、長引く円安による輸入原材料の高騰の影響などにより、減益となりました。
来期以降の目標と取り組みについてお聞かせください。
雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の増加等を背景に景気に緩やかな回復がみられたものの、グローバルな地政学リスクや米国の政策動向等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。G-7グループでは引き続き、「業務フローの革新」と「DX推進による生産性向上」を経営テーマに掲げ、働きたい会社・選ばれる会社を目指し、増収増益に向けた基盤づくりを強化してまいります。
第51期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績予想につきましては、売上高230,000百万円(前期比7.4%増)、営業利益8,500百万円(同19.3%増)、経常利益8,600百万円(同15.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5,700百万円(同15.4%増)を見込んでおります。
株主の皆様へのメッセージをお願いします。
G-7グループでは、各事業の強みを活かし、持続可能な社会へ貢献するために、サステナビリティへの取り組みを強化しております(詳細については本紙「連載企画 Vol.8」および当社ホームページをご覧ください)。引き続き、各事業の強みを活かした持続可能な社会への貢献を通じて、株主の皆様をはじめとするステークホルダーの方々の期待にお応えしてまいります。
なお、当期の配当につきましては、中間配当金を1株当たり20円、期末配当金は1株につき20円といたしました。
株主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻を頂戴いたしますよう、心よりお願い申し上げます。
代表取締役会長兼CEO金田 達三